鼻炎(びえん)

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細菌・ウイルスへの感染、化学物質、アレルギー、物理的な刺激により鼻の粘膜に炎症が起こる病気です。鼻の粘膜には、空気中にある様々なものが接触します。まず、炎症の直接の原因を突き止めて、原因に応じた治療を受けることが必要です。

 

原因

最も多い鼻炎の原因はウイルスや細菌への感染です。とくに冬場の乾燥している時期は、ウイルスや細菌に感染しやすくなります。

20140922犬の鼻水1

また、近年、増加の傾向にあるのがアレルギー性鼻炎です。アレルギーは、からだに入ってきた異物を撃退する免疫の過剰反応です。アレルギー反応を引き起こすカビやほこり、花粉などの物質が、鼻の粘膜に付着して起こります。

ほかにも、鼻腔内部の腫瘍や鼻腔周囲の骨折、上顎の犬歯の歯内に起きた化膿や歯肉炎によって起こることもあります。

 

症状

軽い鼻炎であれば、水のような鼻水が出たり、ときどきクシャミをする程度です。この程度だと、犬は鼻水を舌で舐めてしまうので、飼い主には気づかないこともあります。

20140922犬の鼻水2

鼻炎がひどくなると、鼻水に膿のようなものや血が混じったりします。また、常に鼻水をたらしたような状態になります。鼻水によって皮膚がただれ、しきりと鼻をこすったりするので、多くの場合、飼い主はこの段階で異変に気づきます。

 

慢性的に鼻炎が続くと粘膜が腫れ、鼻腔が狭くなって鼻詰まりを起こします。鼻が詰まると呼吸が苦しくなり、呼吸するたびにゼーゼーと音がするようになります。

鼻炎が悪化すると、副鼻腔炎や慢性副鼻腔炎になることもあります。炎症が進めば治療に要する時間も長くなるので、慢性化する前に診察を受け、しっかりと治療することが大切です。

また、鼻炎の症状はジステンバーなどの伝染病の症状と共通するものもあります。単なる鼻炎とあなどらないことです。

 

治療と予防

軽い鼻炎であれば抗生物質や抗炎症薬の投与によって治すことができます。しかし、鼻炎を起こす原因となる病気にかかっている場合は、まず、その病気の治療を行います。伝染病や、骨折などの外傷の有無も検査してもらいましょう。

診断技術の進歩により、アレルギー性鼻炎の発見の確率も高くなっています。アレルギー性鼻炎の場合には、薬物治療と並行して、アレルギーの原因物質を犬から遠ざけるようにしましょう。

 

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