犬も人間と同じように、多くの病気は普段の生活習慣に気を配ることで、そのリスクを大幅に減らすことができます。犬がいつも元気でいるための重要なポイントはは、規則正しい食事と十分な睡眠、そして適度な運動と日頃の手入れです。
しかし、これらのことにどんなに気を付けていても、100%の確率で全ての病気から犬を守りきれるとは限りません。さまざまな要因で病気を背負い込むこともあります。「ついこの間まで、あんなに元気に走り回っていたのになんで?」
犬を飼い始めたばかりの方にも、この先こんな経験をされることが少なからず起きてくると思います。
ここでは、飼い主であるあなたの十分にゆき届いた管理で防ぐことのできる病気の予防と、その病気に運悪くかかってしまった場合の基本的な手当の方法について見ていきたいと思います。
フィラリア症を例にとると、この病気は蚊が媒介する病気なので、予防の方法は蚊を徹底的に駆除することです。これによって“死に至る病”から愛犬を守ることが出来るのです。
犬がかかりやすい病気とその原因を知ってしっかりと予防することが、あなたの義務であり愛の証しなんです。