膀胱炎(ぼうこうえん)

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尿路感染症のひとつで、泌尿器の病気の中では、とくに犬に多くみられます。

 20150204膀胱炎

原因

ほとんどの場合、細菌感染が原因で起こります。尿道から侵入した細菌に感染し、膀胱が炎症を起こします。オスよりもメスに多くみられます。その理由は、メスはオスにくらべて尿道が短いため、最近が膀胱にまで到達する可能性が高くなるためです。

おすわりの姿勢をとったときに、肛門周辺の細菌が尿道から侵入して感染するケースが多いようです。

また、寒さや何らかのストレスによって抵抗力が弱まったときや、膀胱に結石がある場合などは発症しやすくなります。

 

症状

1回に出す尿の量は減りながら、おしっこの回数が多くなることが特徴です。また、残尿感があるため、おしっこの姿勢をとりながらも、おしっこが出ないこともあります。

膿がまじるため、尿の色は濃くなったり濁たりします。ひどくなると、赤黒い血尿が出ることもあります。尿の臭いがきつくなるのも特徴の一つです。

 

治療

尿検査で感染した細菌を特定し、有効な抗生物質や抗菌薬を投与します。ほとんどの場合はこれで良くなります。膀胱結石などの、ほかの病気が原因となっている場合は、その病気の治療も行います。

膀胱炎が悪化すると、炎症が腎臓にまで及び、腎盂腎炎や腎炎を引き起こす場合があります。まれにですが、腎臓が化膿する化膿性腎炎になることもあります。

膀胱炎は再発率の高い病気です。とくに愛犬がメスであれば、排尿回数やおしっこの色を日頃からよく観察しておくことが大事です。

また、抵抗力が弱まった時に感染を繰り返しやすくなるので、風邪をひいていたり、ほかの病気にかかっている時なども、とくに注意が必要です。

予防のためには、水を十分に飲ませて、おしっこをたくさんするようにします。膀胱の中におしっこが長い時間留まっていると、細菌は増殖しやすくなります。新鮮な水は常に飲めるような状態にしておいてください。

 

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