腹腔腫瘍(ふくくうしゅよう)

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消化器や肝臓、腎臓、卵巣、子宮、膀胱など、腹部にできるがんを総称して腹腔腫瘍と言います。

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原因

原因は不明です。化学物質や食生活、生活習慣、運動不足やストレスなど、さまざまな要因が重なって、発症に影響すると考えられています。

 

症状

発症した場所によって症状が異なります。

胃がん

 嘔吐を繰り返し、治療してもなかなか治りません。吐血や体重減少のほか、軟便やタール便(黒っぽい色の粘液便)がみられます。

直腸がん

肛門の近くにできるため、便に鮮血が付くことがあります。

肝臓がん

食欲不振になり、腫瘍によって腹部が大きく膨らむことがあります。

膀胱がん

血尿が出たり、排便に異常が見られます。尿の量が減ったり、逆に頻尿になったりします。

子宮がん

膣から持続的に、血の混じった茶色っぽいおりものが出ます。また、腹部が膨れて嘔吐することがあります。

 

治療

早期に発見し、腫瘍を完全に切除することができれば完治の可能性があります。

とくに、直腸がん、膀胱がん、子宮がんなどは、飼い主の気づきやすい症状が多く、早期に発見することが可能です。

しかし、胃がんや肝臓がんでは、発見することは困難です。早期発見や予防のためには、獣医師による定期検査を受けるようにしましょう。

 

がんのサイン

  • 皮膚のしこりや口の中のできものが治りづらい。
  • 治りにくい傷やただれがある
  • 理由もなく体重が減少している
  • 口、鼻、乳頭、肛門などから血や膿が出る
  • 体から不快な臭いがする
  • 食餌を食べにくそうにする。飲み込みにくく、吐いたり喉に詰まらせたりする
  • 運動や散歩を嫌がる
  • 疲れやすくなる
  • 足を引きずったり、体に麻痺が見られる
  • 呼吸が荒い、あるいは浅いなど
  • 排尿や排便に異常がある

 

このような様子が見られたら、早い時期に獣医師の診察を受けましょう。

 

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