脱臼(だっきゅう)

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関節を構成する骨同士が、あるべき位置からずれてしまう状態です。犬がなりやすいのは、膝蓋骨(しつがいこつ)と股関節の脱臼です。

 

原因

交通事故や転落事故などで、強い衝撃を受けることで、関節の骨がずれたり、靭帯などの周辺組織が損傷を受けて引き起こされます。

また、本来は生まれつき骨にある溝がなかったり、浅かったり、大腿骨がねじれていたり、靭帯の位置がずれているなど、先天的な奇形から脱臼が起こることがあります。とくに膝蓋骨脱臼は、小型犬に多い障害です。ほかにも、関節炎などが原因で起こることもあります。

20140930脱臼

 

症状

事故などで、強い衝撃を受けて急激に起こった脱臼の場合は、患部がはれて強い痛みを伴います。また、脱臼が起こると、外傷によるものでも先天的なものでも足を引きずるようになります。

膝蓋骨脱臼のなかでも内側に向かって脱臼する内方脱臼では、膝から下が内側に回転した状態で足を引きずります。また、外包脱臼では、外側に回転した状態で足を引きずって歩きます。

そのまま放置すると骨が曲がり、O脚やX脚になります。

股関節脱臼でも、脱臼した足をかばって歩くため、足を引きずります。

 

治療

膝蓋骨脱臼では手術が必要です。脱臼した骨をもとに戻し、膝蓋骨が滑らかに動くようにします。

股関節脱臼では、骨折したり靭帯の損傷がなければ、整復処置をほどこして骨を戻し、ギプスで固定します。ただし、先天的な原因で何度も脱臼を繰り返すような場合には手術が必要です。

 

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