胃捻転(いねんてん)

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突然、意がねじれてしまう病気です。早急に処置しなければ24時間以内に死亡する深刻な病気です。

 20150201胃捻転の犬1

原因

胃捻転は、大量に食餌をとったあと、すぐに激しい運動をすることなどで起こります。

食餌を大量に摂ることで急性胃拡張が起こると、胃を支えている靭帯が伸びきってしまったり、場合によっては切れてしまうことがあります。そんな状態の時に激しい運動をすると、胃が回転して、胃の入口である噴門と出口である幽門がねじれて閉じてしまうのです。

胃捻転になりやすいのは、食欲の旺盛な子犬や大型犬です。大型犬の中でも、とくに胸の深い犬種(グレート・デーン、バセット・ハウンド、スタンダード・プードル、ボクサー、ワイマラナー、秋田など)がなりやすい犬種のようです。また、大型犬で、食餌を与える回数を1日1回にしているケースでも起こりやすいので注意が必要です。

ドライフードをたくさん食べたあとで大量の水を飲むと、胃の中で食べたフードが膨張してしまい、急性胃拡張が起こりやすいので気をつけましょう。

 

症状

主な症状には次のようなおのがあります。

呼吸が苦しくなる

お腹が膨れたり、横隔膜が圧迫されることによって呼吸が苦しくなます。

腹痛

腹痛によって落ち着きがなくなったり、お腹に触れられるのを嫌がるようになります。

嘔吐できない

吐こうとしても吐くことができなくなります。

大量のよだれ

ヨダレの量が増えて、だらだらと垂らすようになります。食後にこのような症状が見られたら、すぐに動物病院で診察を受けましょう。

 

治療

早急に治療しなければ24時間以内に死亡します。

胃拡張だけにとどまっていれば、胃に管を入れて洗浄し、胃の内容物を取り除きます。

一方、胃捻転では開腹手術をすぐにしなければなりません。ねじれた胃をもとの位置に戻し、胃の内容物を管を使って取り除きます。管で取りきれない場合は、胃の切開を行います。その後、再び胃がねじれないように、胃を腹壁に固定します。

予防には、食餌の量や運動時間の改善などが必要になります。

 

胃捻転の予防のポイント

  • 食餌の回数
  • 毎日の食餌を、一度にまとめてではなく、2~3回に分けて、少量ずつ与える。
  • 食餌の量
  • 食べ過ぎないように決められた量を守り、欲しがってもそれ以上与えない。
  • 水を常に飲めるようにする
  • 食餌の時にだけ水を与えるとがぶ飲みしてしまうので、常に飲めるようにしておく。
  • 食後すぐには運動させない
  • 運動は食餌の前に行い、食後には激しい運動や興奮させるようなことはしない。

 

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