犬も痙攣やひきつけを起こしたり、失神して気を失うことがあります。原因にはさまざまなものがありますが、飼い主の不注意から、散歩中に日射病や熱中症にかかってしまい、痙攣やひきつけを起こすことがあります。
また、夏の暑い日に長時間、犬をクルマに乗せたまま買い物などをするのも危険です。環境も含めて、犬の健康管理には十分な配慮をしましょう。
注意するポイント
①子犬や老犬は日射病や熱中症でひきつけることが比較的多いので、散歩の時間帯を朝晩の涼しい時間にし、また、散歩の時間も短めにしましょう。
②夏場の犬の住環境を工夫しましょう。特に屋外犬のハウスの位置は、日陰の風通しの良い場所を選び、それが困難であれば玄関の中などに避難させることも考えて。
③万がいち、痙攣や引きつけなどの症状が見られたら、直ちに病院へ。
犬の痙攣・引きつけの主な原因には、
・特発性てんかん
・脳腫瘍
・脳炎
・ジステンバー
・頭部外傷
・低血糖
・日射病
・熱中症
などがあります。