溶血性貧血(ようけつせいひんけつ)

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玉ねぎ中毒や自己免疫の異常によって起こります。症状が急激に現れ、ぐったりして元気がなくなります。

 20150212犬と玉ねぎ

原因

玉ねぎ中毒以外では、自己免疫性の病気です。

通常の免役反応は、外からの異物を排除して、自身の体を守るために起こりますが、何らかの原因で異常が起こると自分自身の体を攻撃してしまうことがあります。これが自己免疫の異常です。

溶血性貧血の場合、赤血球に対する抗体が体内にできてしまい、そのために抗原である赤血球が攻撃されます。攻撃された赤血球が次々と破壊され、溶けてしまいます。これが「溶血」です。その結果、赤血球の生産が追いつかずに貧血が起こります。

 

症状

症状が急激に現れて、どんどん進行します。ぐったりとして元気がなくなり、散歩や運動を嫌がるようになります。

赤血球には、酸素を体内に運ぶ役目があるため、大幅に減少すると、ちょっとした運動で息切れしたり呼吸が荒くなったりします。

また目の粘膜や歯茎が白っぽくなったり、黄疸が起きている場合は黄色っぽくなったりします。さらにおしっこの色が濃くなったり、溶け出した赤血球が尿に出て、茶色や赤茶色の血が混じったような色になります。

 

治療

玉ねぎが原因の場合は比較的経過は良好ですが、自己免疫の異常が原因の場合は長引くことがあ多いようです。内科療法で貧血を改善しますが、1~2週間で改善が見られない場合は治りにくく、治療が長期間に及びます。

重度の貧血が起こった場合は、輸血を行わなければなりませんが、適合する血液を入手するのが困難な場合もあります。

 

 

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