歯根膿瘍(しこんのうよう)

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歯の根である歯根に炎症が起きて膿がたまります。とくに犬歯に起こりやすい病気です。

 

原因

硬いものを噛んだり、打撲などの怪我をしたとき、歯根や露出した歯髄に細菌が感染して起こります。歯髄が露出しなくても、細菌が血液を介して広がり、歯根膿瘍になることがあります。歯根部分に膿がたまるため、外から見てもわかりにくく発見しづらいものです。

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症状

膿がたまるため、口臭が強くなり、よだれの量も多くなります。また、痛みがあるので硬いものを噛まなくなります。進行すると痛みが強くなるため、苛立っていることが多くなるなど、性格が変わったように見えることもあります。炎症がひどくなると顔が腫れてきます。

 

歯根膿瘍は犬歯や臼歯に起こりやすく、犬歯に起こった場合は鼻から血や膿が出ることもあります。

 

治療

感染対しては、抗生物質や抗菌薬を用い、炎症を鎮める抗炎症薬も使用します。

膿瘍の大きさなどの状態にもよりますが、歯髄を取って充填剤で補修したり、最悪の場合は抜歯することで炎症を鎮めます。

 

歯のチェックポイント

犬の食生活が人間の食生活に近づき、以前と比べると犬の歯は弱くなっています。それだけに歯のトラブルも起こりやすくなっています。歯磨きをするときには、次のようなポイントもあわせてチェックするようにしましょう。

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◆摩耗していないか

通常は象牙質が自然に形成されて、歯が急激に摩耗することはありません。しかし、なかいは摩耗が激しくて象牙質の形成が間に合わないことがあります。

摩耗が進むと、歯が折れたり歯髄が露出することがあります。

◆欠けていないか

硬いものを噛んだり、外傷によって、歯が欠けたり折れたりすることがあります。根元から折れたような時は、犬も痛がるのでわかりますが、それ以外ではなかなか気づかないものです。

◆変色していないか

何らかの原因で歯髄に出血が起きると、歯が変色することがあります。

◆歯の数はそろっているか

通常、子犬の乳歯の数は上下で28本、成犬の永久歯の数は上下合わせて本ですが、先天的に歯の数が多かったり少なかったりすることがあります。

また、小型犬では歯の一部あるは全部が歯肉にうもれたまま生えてこないことがあります。完全にうもれた状態だと細菌に感染しやすいので、獣医さんに相談してみましょう。

 

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