散歩のしつけ ― 準備編 ―

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散歩は犬にとって、体力の維持や精神のリフレッシュのためにとても大切なことです。そして、それは飼い主であるあなたにとっても同じ効能をもたらします。悪天候で危険があるときや、体調の優れないときに無理して散歩に出る必要はありませんが、そうでない限りは日々の日課にしましょう。

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日課の散歩を楽しいものにするために、犬にはしっかりとしつけをし、世の中には犬嫌いの人もいることを忘れずに出かけましょう。

 

外の世界に慣れさせる

 

リードを付けて飼い主と一緒に外を歩く本格的な「お散歩」を始めるのは生後6か月を過ぎ、身体がしっかりとしてきた後が良いでしょう。その前の準備として必要なことは、「外の世界に慣れる」ことと「リードに慣れる」ことです。

 

外の世界になれる 

 

外の世界は犬にとって刺激に溢れています。様々な音やにおい、飼い主以外の人間、犬や猫、動く自動車に空を飛ぶ鳥や地を這う虫……..。楽しくもあり怖くもあり、興味津々です。

そんな世界に出ていくために、まずは徐々に慣らしておくほうが不測のトラブルなどを避けるためにもいいでしょう。

 

まずはバッグなどに入れて近所の公園などに連れて行ってあげましょう。この時、抱っこではなく必ずバッグなどに入れて犬を運ぶようにしましょう。

抱っこを避ける理由は、

・抱っこをした状態だと飼い主の両手がふさがってしまい危険

・抱っこをして常に飼い主よりも高い位置にいることで、飼い主との主従関係を誤解する。

などです。

 

この時点でワクチンの接種が完了していなくても、安全を確保したうえで外には連れ出してあげましょう。もちろん、電柱などに鼻を近づけさせないことや、他人やほかの動物に接触させないことは鉄則です。

 

運ぶときはバッグから顔をだして外が見えるようにしてあげましょう。近くに水たまりや草むらのない安全な場所に着いたらバッグから外にだして外の世界を感じさせてあげましょう。この時はリードを付け、あなたのそばを離れないよう注意しましょう。一日5分程度で構いませんので、なるべく毎日外に連れて行ってあげましょう。

 

 

リードになれる

 

犬が家に来て新しい環境に慣れてきたころ、およそ2週間程度をめどに首輪を付けましょう。最初のうち首輪を嫌がる犬もいますが、ハンカチやバンダナなどを首に巻いて、嫌がらずにおとなしくできたらご褒美におやつをあげるなどして徐々に慣れさせましょう。

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首輪に慣れたらリードにも慣れさせていきましょう。まずは部屋の中で遊ぶときなどにリードをつけて手に持ってみましょう。リードを介してあなたと繋がることから慣れさせていくのです。リードをもってお家の中を歩いてみるのもいいでしょう。

ここで覚えさせたいのは、リードを付けて飼い主と歩くことが楽しいということです。ですから楽しい遊びの中での短時間にとどめておきましょう。この時点で飼い主の命令をきかせようなどとは考えないでください。

 

リーダーウォークを始めよう 

 

「リーダーウォーク」は和製英語ですが、日本語では「主導的歩行」と言います。文字通り、飼い主であるあなたが主導的に歩き、犬はそれに従うことを覚えさせるのです。

 

やり方は簡単です。リードを持ったあなたが勝手気ままに歩き回ります。歩き始めたら突然止まり逆方向に歩いてみる。右に左に、勝手気ままに歩き回るのです。この時に肝心なのは一切犬を見ないということです。犬はあなたの行動にただただ従うしかないのです。

 

これを繰り返すことで、あなたと犬の関係がはっきりと確立できます。あなたが「主」で犬である自分が「従」であることをからだで覚えるのです。家族がいる場合は、家族全員がリーダーウォークをしましょう。

 

お散歩で外の世界に出ていく前に、「主従関係」を絶対的なものにしておく必要があるのです。この「確立された主従関係」こそがその後のしつけや訓練の基礎となり、犬があなたを信頼するためのバックボーンとなるのです。

 

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