犬がいる部屋で暖房器具を使うとき、いちばん気をつけなければならないのが事故とやけどです。
暖房器具を柵で囲んだり、設置場所を十分に配慮することで、事故ややけどがないように万全の対策を講じておきましょう。
- 超毛種のやけどに注意
超毛種の場合、短毛種に比べて毛が長い分だけ熱を感じにくい場合があります。
「ヒーターの前で寝ている間に低温やけどになった」などという事態もあり得ることです。
すぐ近くで知らずに熱が当たることのないように、暖房器具から少し離れた位置に柵などを置いて囲むとよいでしょう。
- ホットカーペットをハウスの下に敷かない
床にホットカーペットを敷き、その上にハウスを置くことは危険です。
ハウスに犬が入ったままホットカーペットを点けっぱなしにしておくと、ハウスに熱が伝わり
愛犬が低温やけどをしたり、場合によっては熱中症になることもあります。
また、床暖房の設備がある家では、犬が暑がっていないか確認しながら使いましょう。
- 暖房器具のコード類をかじらせない
暖房器具のコードをかじると、感電の恐れがあるだけでなく、漏電から火災に至ることもあり、大変危険です。
かじりぐせがひどいようなら、コード用のカバーなどを使って床や壁に固定するようにしましょう。