外耳炎(がいじえん)

スポンサードリンク

 

外耳炎は犬がかかりやすい病気です。定期的に耳掃除をすることで、早期の発見と予防につながります。

 

原因

耳の入口から鼓膜につながる耳の穴、「外耳道(がいじどう)」に起こる炎症が外耳炎です。原因としては、耳垢がたまって変質して外耳道の皮膚を刺激したり、耳垢に細菌が二次感染するためです。

耳垢は、耳の脂腺や耳道腺から出る分泌物に、垢やほこりなどが混じってできます。耳垢は普通、時間が経つと自然に剥がれ落ちるので、外耳道に大量の耳垢がたまることはありません。しかし、耳の形に特徴のある犬種では、外耳炎になりやすいため注意が必要です。

20140916犬の耳1

 

外耳炎になりやすい犬種

  • 垂れ耳の犬

コッカー・スパニエル、ペキニーズ、バセット・ハウンドなどは、外耳道の通気が悪く、むれやすいので耳垢がたまりがちです。

  • 外耳道が狭く、耳に多くのシワがある犬

プードル、パグ、ブルドックなどがこれにあたります。狭い外耳道やシワの部分に耳垢がたまりがちです。

  • 耳垢が多い犬

ジャーマン・シェパード、ダックスフンドなどは、もともと皮脂の分泌が多く、耳垢ができやすい体質です。

  • 外耳道に毛が生えている犬

ミニチュア・プードル、ヨークシャー・テリア、マルチーズなどは外耳道に長い毛が生えていて通気が悪く、細菌感染しやすいです。

 

外耳炎にかかりやすい犬種の場合、こまめに耳掃除をして、耳の状態をチェックする習慣をつけましょう。

 20140916犬の耳2

症状

外耳炎にかかると、かゆみが生じるため、頭をしきりと振ってみたり、壁などに耳を擦りつけたりします。

炎症がひどくなると痛みがでて、耳やその周辺を触られるのを嫌がりようになります。このときに耳を観察すると、黄褐色で悪臭をともなう耳だれが出ていたり、耳だれで周囲の被毛が汚れていることがあります。

外耳炎は放置すると鼓膜が傷ついたり三半規管にまで影響が及ぶ場合もあります。耳に異常が現れたら、すぐに獣医さんにみせて適切な治療を受けましょう。

 

治療と予防

炎症が比較的軽く、二次感染もない場合には、耳垢、分泌物、かさぶたなどを丁寧に取り除くことでやがて炎症も収まります。

耳だれが出ている場合は抗生物質による治療が必要になります。

予防には、耳そうじと定期的なチェックが必要ですが、耳掃除のやりすぎもよくありません。2週に1回程度が適切な回数です。

 

コメントを残す