声符と視符 -初めての犬-

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犬は本当に賢い動物です。犬によっては人間の4歳児程度の知能を持つとも言われていますが言葉をしゃべるようにはなれません。言葉をしゃべれない犬が、なぜ人間の言うことを聞きわけることができるのでしょうか。

 

それは、人間の発する言葉やサインを何回も繰り返し見聞きし、時には強制的にその言葉やサインに符号する行動を取らされているうちに条件反射として動くようになるからです。

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犬の目で読み取らせるために飼い主が発するゼスチャーを「視符」といいます。また、犬の耳で聞き取らせるために飼い主が発する声によるサインを「声符」と言います。「視符」も「声符」も訓練にはとても重要です。ときには「視符」を使い、また別のときには「声符」を使って、そして多くの場合は、この視符と声符をうまく組み合わせながら訓練をしていきます。

 

 

「視符」のポイント

 

①サイン(ゼスチャー)は、一つのコマンド(命令)に対して一つのサイン(ゼスチャー)として符号(完全に一致)していなければなりません。そして、一度決めたサイン(ゼスチャー)はその後も変えてはいけません。腕や指の少しの角度や高さのずれがあっても犬は混乱します。

犬がいまなぜ褒められたのか。あるいは、なぜ叱られたのか。はっきりと認識させるためにも一度決めたサイン(ゼスチャー)は変えてはいけません。

 

②「ほめる」「しかる」のサインは特にはっきりと区別し、飼い主が喜んでいるのか怒っているのかが瞬時に伝わるような態度を示しましょう。ここが分りづらく曖昧な態度になってしまうと効果も半減してしまします。

 

「声符」のポイント

 

①声符のポイントは短いことです。「コイ」「マテ」「フセ」など2文字のことばが犬にも覚えやすいものです。声を発するときにはアクセントを強調して理解させます。

例えば「・イ」の場合はコにアクセント。「マ・」の場合はテにアクセントを置き、より聞き取りやすいことを心がけます。

 

②訓練の各動作に対してそれぞれ言葉を決めたらあれこれ変えたらいけません。視符同様に犬が混乱することになって訓練の効果が上がりません。

 

③命令は大きな声ではっきりと。特にはじめのうちは周囲の人に対して恥ずかしい気持ちがあるかもしれませんが、最初が肝心です。

 

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