初めてのヒート(発情)は意外に早くやってくる -初めての犬-

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飼い始めた時期が昨日のことのように思える子犬のはずなのに、気がついたら妊娠していた。雌(メス)犬を買っていると決して珍しくはない出来事です。

 

雌犬の初ヒートの始まる時期は小型犬の方が比較的早く生後6ヶ月ころから、大型犬の場合は小型犬に比べると遅く、生後10ヶ月ころに訪れます。小型犬の場合、早い犬では生後4ヶ月くらいで初ヒートを迎えることもあります。

 20141028犬の恋

ヒート(発情)とは、性ホルモンの働きによって雌犬の体が変化し、妊娠することが可能になる時期で、この間の犬の扱いには特別な注意が必要です。

 

初ヒート(発情)は気づきにくい

・ヒート(発情期)の始まる頃の雌犬の様子は、そわそわと落着きがなくなったり、神経質になり食欲がなくなったり、あるいは逆にいつも以上に落ち着いた様子に見える犬もいます。飼い主に対しても、いつも以上に甘えてくる犬や、逆にそっけなくなる犬もいます。

・初ヒートがくると、まず陰部にかすかな出血が見られます。犬の場合の出血は比較的少ないため、自分で舐めてしまったりして飼い主には気づかないこともあります。

・出血の後は陰部が柔らかく腫れてきます。ヒートの期間は平均すると2週間程度続き、最初の1~2日に排卵します。この期間に交配すると高い確率で妊娠します。また、発情期には膣や子宮内の自浄作用が落ちますので感染症などに注意が必要です。

・ヒート(発情)の期間を過ぎると、発情休止期、無発情期を経て、約6ヶ月~8ヶ月後に再び発情期がやってきます。

 

ヒート(発情)期間中は清潔に

ヒート(発情)の期間中の雌には雄犬が近づいてきて、一瞬のうちに交配してしまうことがあります。予期せぬ妊娠は困りますし、初ヒートで妊娠した場合は、雌犬の体は妊娠・出産に耐えられるほどには体が成熟しておらず、危険な場合もあります。発情中の雌犬は、他の犬と出会うようなところには連れて行かないよう心がけ、散歩のルートや時間帯にも気を使うべきです。

また、この時期は陰部がただれやすく、おりものなどで汚れることも多くなるので、シャンプーをして清潔に保つよう心がけましょう。

メス犬に交配・出産を望まないのであれば避妊手術を受けさせるべきです。 避妊手術をすれば発情のたびに受ける大きなストレスを避けることができますし、将来病気になるかもしれない部分(子宮・卵巣)を切除することで、病気のリスクを減らすこともできます。

 

雄(オス)犬の場合

雄犬も雌犬と同じように、生後6ヶ月~10ヶ月くらいで性的に成熟します。しかし、雌犬と違い、雄犬にはヒート(発情期)というものはありません。

雄犬は発情中の雌犬が発するフェロモンを感知することで発情します。発情中の雌犬が発するフェロモンは半径2キロ圏内に到達するほど雄犬にとっての刺激が強烈なものです。

すぐ近くに雌犬がいなくても、何かのきっかけで2キロ離れた場所にいる雌犬のフェロモンを感知して発情することがあるのです。

 

思わぬ行動が増える

いったん雄犬が発情してしまうと、食欲がなくなり、マーキング、マウンティング、縄張り意識などが強くなり、興奮しやすくなります。本能的なことなので、叱ったりしても簡単には収まらなくなります。これを抑制するためには、去勢することが唯一の有効な手段になります。

発情中の雌犬のフェロモンを感知するたびに発情すれば犬としてもストレスを多く感じるようになります。それを避ける意味でも、また、将来の前立腺などの病気の予防という意味でも、去勢は犬にとっても飼い主にっても一考に値する選択肢です。

 

 

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