あなたは愛犬の健康を守るため、愛犬を清潔にしてあげていますか?
お風呂に入り、シャンプーで髪を洗い、お肌のうるおいを保つためにお手入れをする、人間だって衛生面でも美容と健康のためでも当たり前のこととして清潔を日々心掛けていると思います。
人間と同じように、健康な生活を送っていくためには犬にだって清潔を保つことは重要なことです。
ただし、犬は自分では人間並みのお手入れはできません。そこは飼い主であるあなたが、毎日の習慣としてやっていかなければなりません。水とエサだけ与えていれば飼い主の責任を果たしているとは言えません。
愛犬の清潔を保つことを面倒くさいと思って手を抜けば、不健康になり病気になることだってあります。犬を飼い始めた以上は、毎日きちんと世話をして、健康を維持するよう心掛けてあげましょう。
毎日欠かさず続けることは大変なことですが、最低限ブラッシングなどは毎日欠かさず行うようにしてください。
健康を維持するためのお手入れ
- 最低でも月に一度はシャンプーをして、その時に肌に異常がないかどうかのチェックもしましょう。
- 月に一度は爪を切りましょう。特に室内で飼う犬の爪はすり減らないので、定期的にチェックして伸びたら切ってあげましょう。
- ブラッシングは毎日欠かさずにしてあげましょう。長毛種は耳の先端が、中毛種は耳の後ろが毛玉になりやすいので注意してみてあげましょう。ブラッシングをしながら皮膚に異常がないかもチェックしましょう。
- 食後に歯や歯ぐきを磨いてやりましょう。とはいえ、慣れないうちにいきなり歯ブラシで歯を磨くことは、たいていの犬が嫌がります。まずは、歯や歯茎を触られることに慣らしていきましょう。そのためには、寛いだ遊びの中で口の周りや歯を触ることから始めていきます。徐々に慣れてきたら歯ブラシで遊ばせ、口に入れたらほめてやるなどして歯ブラシを楽しいアイテムとして認識させていきます。
- 十分に慣れたところで歯磨きからはじめ、徐々に歯ぐきのマッサージへと進めていきましょう。このとき歯ブラシは濡らした状態で口の中に入れましょう。乾燥した歯ブラシでは口の中の粘膜を傷つけてしまうことがありますので気を付けましょう。
- シャンプーするときに、耳アカも取ってあげましょう。濡れたタオルやティッシュペーパーに指を入れて耳の形に合わせて撫でるようして取ります。また、ときどき耳を拡げてみて乾燥状態もチェックしてあげましょう。
- 3週間に1度くらいを目安に、伸びきってします前に毛を切ってあげましょう。肛門やお腹、足の周辺の毛の伸び方を見て、伸びすぎないように注意しましょう。
- 3か月に1度くらいは専門家にトリミングしてもらうといいでしょう。この時に皮膚に異常がないかもチェックしてもらいましょう。