乳腺炎(にゅうせんえん)

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出産後の授乳期に起こるメスの病気です。乳腺にしこりができて、痛みと発熱が見られます。

 20150206乳腺炎

原因

乳汁の分泌が多すぎたり、乳腺が細菌などに感染することで起こります。化膿して膿を持つこともあります。出産後に子犬が死亡してしまい、おっぱいを飲ませられなくて起こることもあります。

また、出産していなくても、発情によって乳汁が分泌されます。この場合は、

乳汁の分泌は少量で、やがて自然に出なくなります。しかし、妊娠していなくても多量の乳汁が分泌されることがあり、このようなケースでは乳腺炎が起こりやすくなります。

 

症状

急激な発熱が起こります。乳腺が熱を持ち、しこりができて痛みがあるため、触れられるのを嫌がります。黄色っぽい乳汁の出ることもあります。痛みと発熱で元気がなくなり、食欲も低下します。

しこりができるため、一見、腫瘍と似ていますが、乳腺腫瘍では発熱はありません。また、発情期に関係して起こることや、乳汁の分泌も腫瘍では見られないことです。

発熱の場合はもちろんですが、発熱していなくても乳腺のしこりを見つけたら、早期に獣医師の診察を受けましょう。

 

治療

子犬の授乳中であれば、授乳を中止し、患部を冷湿布で冷やします。細菌に感染していなければ、抗炎症薬やホルモン剤の投与で治療します。細菌に感染している場合には抗生物質が必要です。

妊娠していないのに発症を繰り返す場合、出産を望まないのであれば避妊手術を受けることで再発を防げます。避妊手術を受けないのであれば、発情期後に乳汁を絞るなど、飼い主さんの細かなケアが必要になります。

 

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