マンションで飼われる犬も、最近では小型犬ばかりでなく中型犬や大型犬も珍しくなくなってきました。共有部分の多いマンションなどの集合住宅で犬を飼う場合、他人に迷惑をかけないためのケアを最大限しなければなりません。
あなたがもし、これから犬を選ぶなら、運動量が多くない・毛が抜けにくい・トリミングできるなどの室内で飼いやすい犬種を選ぶといいでしょう。
トイプードル、ヨークシャテリア・シーズー・パグといった犬種が比較的これらの条件に当てはまり人気があります。
どの犬種を選ぶにしても、子犬のうちからしっかりとしつけをして犬にも人にもストレスがかからないようにしましょう。
特に重要な4つの対策
- 抜け毛対策
ベランダや通路、階段、エレベーターといった共有スペースが多いマンションでは、犬の抜け毛で他人に迷惑をかけないように気を付けましょう。
ベランダで犬用の布団などを干す場合、犬の毛が他所の家に飛んでいかないよう、あらかじめ頃頃などを使って抜け毛を取り除くことが必要です。また、室内などもこまめに掃除機をかけましょう。
- トイレを工夫する
臭いなどで隣人に不快な思いをさせる可能性があるので、トイレはベランダには置かず、浴室やトイレなどを活用するなどの工夫が必要です。
- 玄関の外に出さない対策
日々の散歩などで十分な運動をさせて犬がストレスを溜めないようにしましょう。
- 無駄吠え対策
犬の無駄吠えは隣近所の人たちに大きな迷惑をかけることになります。無駄吠えをしないしつけ徹底しましょう。
なぜ無駄吠えするのか
無駄吠えも、ただ理由もなく吠えているわけではありません。一見なんの理由もないようにかんじられても犬にしてみれば理由があるものです。
・散歩をサボりがち
・誰にもかまってもらえず孤独を感じている
このような状態にあると、犬は欲求不満になって無駄吠えをするものです。
毎日の散歩を日課として十分に運動をさせ、また、どんなに忙しく疲れていても犬に話しかけスキンシップを取ってあげましょう。心にも体にもストレスのない犬は無駄吠えなどしないものです。