狂犬病とは、最終的には死に至る危険な病気で、犬だけでなく、噛まれれば人間にも感染します。致死率は、ほぼ100パーセント。あのエボラ熱よりもさらに強力なのです。
日本では、この50年間発症した例はありませんが、世界では毎年5万人もの人間が、狂犬病で命を落としています。
そのため、狂犬病を完璧に防ぐため、法律によって年に1回の狂犬病予防接種が義務付けられております。違反者には、罰則も設けられています。
最初の狂犬病予防接種
生後50日から60日の間に、最初の混合ワクチンを接種します。
混合ワクチンを通常3回接種しますが、その接種終了が、順調にいけば生後120日ぐらいになると思います。
混合ワクチンと同時に、狂犬病予防接種はできないですし、できれば1か月ほど時間を空けたほうがよいので、混合ワクチン3回目が終了後、少し時期を空けて、狂犬病予防接種を行うのが理想です。
月齢にすると、5か月前後です。
2年目以降の予防接種時期
2年目以降は、毎年春になると、動物病院から予防接種の通知が、畜産登録をしている場合、自治体から集団接種の案内の通知が来るので、このタイミングで接種を受けるようにしていきましょう。