しつけのコツ ― 「ほめる」と「無視する」 ―

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ほめる

犬をほめることは犬のしつけをするうえでとても重要なことです。飼い主にほめられることは、犬にとって無上の喜びなのです。特になでてほめられることほど犬にとって嬉しいことはありません。

犬が飼い主であるあなたの命令をうまく成し遂げた時には、「ヨシヨシ」などの声をかけると同時に、十分になでてやりましょう。

20140903撫でられる犬

後頭部から背中にかけてと首から胸にかけてなでてやるのが効果的です。そうすることで犬は「ヨシヨシ」の声を聞くだけで自分がなでられているのと同じように気持ちよくなれるものなのです。

ほめることは、きちんと命令に従うつど行うようにします。そうすることによって、犬は何をすれば褒められるのかを学習し、次回も同じ行動を取れるようになります。

逆に、普段から意味もなくなでることは、「なでる」ことの効果を半減させることになってしまいます。こちらの言うことを聞いて命令に従った時にだけ、ほめてなでてやりましょう。

また、過度にほめることも「しつけ」や「訓練」を行ううえでは良くないことです。いぬがあまりにも有頂天になってしまい、いま覚えたばかりのことを忘れることになりかねないからです。しつけや訓練は、常に冷静に行うことがポイントです。

 

無視する

犬にとって何より辛いことが飼い主であるあなたから「無視」されることです。この犬の習性をうまく使うことで、しつけや訓練を効率よく行うことができます。

20140903孤独な犬

無視することによって、犬が飼い主の家庭の中で自分がリーダーではないということを意識させることができます。犬社会においても。上位の犬は下位の犬の欲求行動を無視し、その行動に応えてやるようなことはありません。

犬が何かを要求してきた時に、そのつどいちいち応えてやっていては犬の支配欲が芽生えることになって主従関係が逆転してしまいます。

犬が何かをしつこく要求してくるときは、犬を無視して、声をかけたり、なでたりしてはいけませんし、さらには、犬を見ることもしてはいけません。文字通り、完全に“無視”するのです。

こうすることで、犬はリーダーの存在を意識し、飼い主から認められることを願って従属的な行動を取るようになるのです。

 

無視の方法

次のようなやり方で、「無視」を効果的に活用します。

家の中で部屋を移動する際に、犬が先に行こうとしたら、飼い主であるあなたはその部屋には行かず、別の場所に行くようにします。犬には絶対に追従しないということを分からせることが目的ですが、この時、犬を見たり言葉をかけてはいけません。あたかも、そこに犬が存在していないかのように振舞うことが肝心です。

また、テレビを見たり本を読んでくつろいでいる時に、犬がそばに寄ってくることがあります。こうした場合も、むやみに声をかけたり触れたりせずに無視します。犬は、かまって欲しくてあなたを見つめたり、からだを摺り寄せてくるでしょうが、ここでその誘惑に負けずにぐっとこらえてください。

犬は、飼い主の気を引こうとしたり何かを要求してさまざまな行動をとりますが、あなたに必要なのは、ぐっとこらえて反応しない我慢です。

具体的には、座布団にあがろうとしたら、犬を見ずにすばやく座布団を取り上げる。ソファーに上がろうとしたら、同じく犬を見ずに上がらせないなどです。

こうして、無視することによって犬の服従性が高まり、やがてそばに来ても静かに伏せているようになります。

 

最後に、「ほめる」も「無視する」も、どちらか一方に偏ってはいけません。ほめるだけではわがままな犬になってしまいますし、無視するだけではいじけた犬になってしまいます。

ポイントは、「そこに“愛”があるか」ということです。犬はそれを敏感に感じ取ります。犬の「飼い主初心者」のうちはわからないことが多く、失敗もあります。でも、心配はいりません、“愛”さえあればすべてのことは乗り越えることができるものです。

 

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