「再会のあいさつ」もまた落ち着きのない犬を育てる -初めての犬-

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家に帰りドアを開ける、すると、「待ってました」とばかりに尻尾をブンブンと振り回して飛びついてくる犬。全身で喜びを表現している姿に愛おしさがこみ上げて思い切り抱きしめ、撫でて頬ずりをする。

そんな飼い主さんが少なくないと思います。

この「再会のあいさつ」も「別れのあいさつ」同様、愛犬の“分離不安”を醸成する原因になります。

 20141109抱きついてくる犬2

最大級の喜びをもって歓迎してくれるものにたいして、こちらも喜びで応える。

これもまた、対人間であれば当たり前のことですから気持ちはとても良くわかります。

しかし、犬に対してそんな再会のあいさつを続けていると、犬は人の出入りに対してとても敏感になってしまいます。

人の足音やドアの開け閉めの音だけで興奮して吠えるようになる。犬にはそのつどストレスがかかり落ち着いた生活ができません。

 

外出するときには別れのあいさつ無しでさりげなく出て行き、帰ってきた時にも再会のあいさつなどせずにさりげなく家に入る。

家族にはもちろん「行ってきます」や「ただいま」のあいさつをするのに犬は無視する。

「同じ家族なのに、そんな差別は出来ない。」

そう思う方も多いと思いますが、それが犬にストレスを感じさせない方法なのです。

 

家に帰ってすぐに犬と触れ合うようにすると、犬の精神状態は、飼い主がいるときといない時で大きく変わるようになってしまします。飼い主がいない時は寂しさを感じ、その分帰ってきたら大喜びする。これでは激しい感情の起伏からストレスを感じて疲れてしまいます。精神状態も不安定になります。

 

家に帰って、大喜びした犬が飛びついてきたら、しばらくの間は無視して犬が落ち着きを釣り戻してから接触するようにする。初めのうちは辛いかもしれません。でも、その辛さはあくまでも飼い主dえあるあなたの“辛さ”なのです。犬がかわいいからといって、何時間ぶりかの再会を喜び、感情の赴くままに犬に接するのは、あなたの犬に対する“甘え”以外の何ものでもありません。

 

犬にとって望ましいのは“こころの安定”です。そのためには飼い主であるあなたの“がまん”も必要だということを理解してください。

 

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