外で飼う場合はもちろんですが、室内で犬を飼う場合もハウス(ケージ)を準備して、入ることをしっかりと躾けておきましょう。犬専用のくつろげる場所を作ってやることで、人間も犬も落ち着いて共同生活を楽しむことができます。ちょっと出かけるときも安心して留守番させることもできます。
ハウスに入るしつけ
①首輪にヒモを付けてハウスの前まで連れていき、「ハウス」と声を掛けてケージを指さして中に入れます。この時、ケージの扉は開けておいてください。
②嫌がって入らないときは、お尻を押して、ハウスに入ることを促します。それでもダメな場合は、犬の好きなオモチャなどを使って、入るように仕向けましょう。
③中に入ることができたら「ヨシヨシ」とほめてあげましょう。
はじめのうちは嫌がる犬が多いものです。そんな時は犬の好きな食べ物をハウスの一番奥に置いておくと、食べ物につられて入っていきます。
食べ終わって出てこようとしたときに「マテ」で静止させ、待つことができたらほめてあげます。これを繰り返せば1~2週間程度で犬はハウスに入ることを覚えます。
同じことを何度も繰り返すことが、しつけ・訓練の基本です。ハウスで寛ぐことは犬にとっても幸せなこと。根気よく続けて「ハウス」の良さを教えてあげてください。